書籍案内


ジャワ更紗の本の写真  いまに生きる伝統
 ジャワ更紗
  小学館 ショトル・ミュージアム
伊藤ふさ美・小笠原小枝 共著
日本でも人気の高いインドネシアの染め物ジャワ更紗(バティック)の伝統的な図柄と手法を求め、生産地ジャワ島のバティック工房を訪ねます。更紗のできるまでの工程や模様の名称などジャワ更紗の基礎知識も満載。

 ジャワ更紗(バティック)は古くから実作者、鑑賞者、使用者ともに高い人気があります。4年前の国立民族学博物館における『ジャワ更紗展』では、通常の特別展の5割り増しの入場者数がありました。また91年からトヨタ財団の援助で進められた「日本・インドネシア共同研究―ジャワ更紗―歴史・意匠・技術に関する総合研究」が完了しました。この本は今回の研究成果を反映した一般愛好者向けのガイドブックです。 今ではバティックの本場インドネシアですら、本物のバティックを身に付けている人は少なくなっています。一枚一枚丹念に蝋で模様を描き、時間を掛けて何度も染め上げるバティックは、もはや庶民には手の届かない高価な工芸品になってしまったからです。 著者の一人、伊藤ふさ美さんは伝統的な手法を継承する工房を訪ね、調査研究を行いました。本書は、その際に収集した貴重なバティックをもとに編集しました。 一枚のバティックに込められた模様の意味や、それぞれの製作地の豊かな地域性が感じられることでしょう。
(出版社の紹介文より抜粋)


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